やっぱり、募金先はデザイン次第!?

公開日: : 最終更新日:2014/01/23 Web調査結果

やっぱり、募金先はデザイン次第!-

フィリピンの台風や、日本国内の竜巻や震災被害など、災害が増えている昨今。それらを支援するための、「募金」の需要も大きくなっています。今回の調査では、そんな「募金」に関するアンケートを実施しました。

調査の結果、ユーザーの募金経験率は約95%であり、若い世代を中心に募金が身近な行動となっていることが見受けれましたが、募金の寄付先についての関心は決して高くはなく、寄付に関する今後の課題が感じられる結果となりました。

調査概要

約95%の方が募金経験あり!

募金をしたことがありますか?

今回、募金経験の有無を調査したところ、全体の94.1%もの人が募金経験があるという結果となった。特に20代ユーザーの募金経験率は100%。日本は米国などのキリスト教文化が根付く地域に比べ、寄付の文化がないと言われているが、小中学生時代に「赤い羽募金」や「ユニセフ」などを通して、募金をしたことがある方も多いのではないだろうか。

募金の寄付先への関心は低め!?

Q.ユニセフ(国際連合児童基金)と日本ユニセフ協会(特例財団法人)が別団体であることを知っていますか?

 

募金の経験率は高い数値だったが、募金先への関心はどうだろうか。設問2では、募金先として有名な「ユニセフ」に関する意識調査を実施した。調査の結果、ユニセフ(国際連合児童基金)と日本ユニセフ協会(特例財団法人)が別の団体だと知っている人は全体平均で40%にとどまった。

 

寄付団体への視界がサイト評価へも影響か

Q.下記の2つのサイトを閲覧していただき、 どちらの方が募金をしたくなったか お答えください。(設問2の回答別)

設問3では、日本ユニセフ協会の公式サイト(http://www.unicef.or.jp)と、国連ユニセフ親善大使の黒柳徹子氏のページ・トットチャンネル(http://www.inv.co.jp/~tagawa/totto/hope.html)を比較し、「どちらの方が募金をしたくなったか」を調べた。今回の調査の結果、全体では、68%の方が「日本ユニセフ協会」、32%の方が「トットチャンネル」を選んだ。

だが、設問2(ユニセフ(国際連合児童基金)と日本ユニセフ協会(特例財団法人)が別団体であることを知っていますか? )の回答によって分類すると、設問2で「はい」と回答した方の中で、設問3で日本ユニセフ協会を選択した人は50%。一方で、設問2で「はい」と回答した方の中では、約75%と、寄付先の理解によって大きな差異が見受けられる結果となった。

 

「選んだ方が、サイトの内容について情報量が多く感じる。」  「名前が有名なので」  「募金方法もクレジットカード、インターネットバンキング、コンビニエンスストアから」と複数用意してあって募金者のニーズをよく考慮してあると思った。」「入金金額が明確であり、その全てが提供先へ渡されると認識できた。」  「トットチャンネルのほうは、シンプルで文字ばかりで見にくいのですが、実際の活動等がわかりやすいので選びました。」  「本物のユニセフの方だから」

続いて、それぞれの評価の理由について見ていく。日本ユニセフを選んだ方の理由に多く見受けられたのは、「サイトの情報量が多く感じる」「写真が多くメッセージ性が強い」といったサイトの魅力、「名前が有名なので」などの団体のネームバリューであった。

これに対して、トットチャンネルを選んだ理由として挙げられたのは、「集まった金額を全て送金している会計報告が信用できる」「実際の活動等がわかりやすいので選びました。」などのお金の動きの明瞭さ、「募金で集めたお金を有効に使うために、お礼の手紙を出す80円でひとりの子供の命を救えるという考え方がいい。」等、大使を務める黒柳徹子氏の印象に対する評価であった。また、日本ユニセフ協会に関するネガティブな意見も少なからずあり、ネット情報の影響の大きさが見受けられた。

 

NPOの運営費には、募金の10〜15%が妥当か?!

Q.NPO組織(環境保護や慈善活動など)の必要経費の割合は  集めた金額の何%が妥当だと思いますか?

最後に、「NPO組織(環境保護や慈善活動など)の必要経費の割合は集めた金額の何%が妥当か」についてアンケートを行った。「0%」や「1〜5%」と言った少々シビアともとれる回答も見受けられたが、最も多いのは「10〜15%」であり、2位、3位にはその前後が選ばれる結果となった。

 

募金やボランティアなどは「寄付先」よりも、募金をするという「行動」のみに焦点があたってしまいがちです。しかし、シンプルな善意で行う行動だからこそ、寄付先の団体やそのお金がどのような形になるのかまで、理性的に判断する必要があるのではないでしょうか。

 

 

 

【ポストコについて(http://postco.jp)】

ポストコは、Webサイトやスマートフォンアプリなどをモニター(ユーザー)に直接評価してもらうサービスです。サイトオーナー様からご依頼いただいたサイトをポストコ上で掲載し、モニター会員(約71,000人)にヒアリングする事ができます。モニターはヒアリングをレポーティングすることでスイカなどに交換できるポイントを取得できます。

 

調査結果詳細を公開中。

ご希望のかたはぜひお問い合わせください。

 

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内田 泰尚

内田 泰尚

サービス企画運営グループ グループ長株式会社ウェブレッジ
スマートフォンやPCサイトの検証を行っている株式会社ウェブレッジのマーケティング・広報を担当しております。スマートフォンの最新事例や、ウェブレッジのツールを使用した調査情報を公開させていただきます。

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