シンプルながら高機能なスマートウォッチ「Steel HR」|木暮祐一のぶらり携帯散歩道

フランスに拠点を置くIoTデバイスメーカー、Withings社のスマートウォッチが気になっていたのですが、とくに心拍計測機能を備えた端末「Steel HR」が日本でも正式に発売開始されました。早速入手しましたので、簡単なレビューをお届けしましょう。

アナログ時計に見えるが高機能スマートウォッチ

そもそも運動などやらない筆者ではありますが、自分自身の生体データを収集できるウェアラブル系の端末には以前から関心を持ち、多数を活用してきました。とくに腕時計型やリストバンド型の活動量計はサムスンのGearシリーズや、アップルのAppleWatchなど、色々と活用してきたところです。

筆者なりのこだわりとしては「心拍計測」ができること。それも、可能であれば心拍を常時計測し、生活における様々な状況にあわせて心拍の変化をみることができるモデルを求めていました。最近では、Fitbit社製のSurgeなどを愛用していましたが、今回Withings社から国内正式発売された「Steel HR」は実にシビれるモデルでした。まず、スマートフォンへの着信やメッセージ受信を通知してくれるなどの機能はもちろん備えながらも、見た目はウェアラブルデバイスっぽくないアナログの時計であること。しかも心拍計測機能がある上で、バッテリーは最大25日間も持つのです。

ウェアラブルデバイスの最大の弱点は「充電が面倒くさい」ということでした。これが理由で利用しなくなった端末がどれほどたくさんあることか。腕時計型、リストバンド型のデバイスの多くは数日しかバッテリーが持ちません。そんな中でこの「Steel HR」は一度充電したら最大25日は装着しっぱなしで良いのです。あ、お風呂に入る時ぐらいは外しますけどね。

見ての通りシンプルなアナログ時計に見えてスマートウォッチです

見ての通りシンプルなアナログ時計に見えてスマートウォッチです

さっそくiPhoneとペアリングさせて活用開始。本当に25日も電池が持つのかな?!

さっそくiPhoneとペアリングさせて活用開始。本当に25日も電池が持つのかな?!

Withingsアプリのポータル画面。青森にいると全然歩きませんね(汗)

Withingsアプリのポータル画面。青森にいると全然歩きませんね(汗)

睡眠の状態。あ、これは7時過ぎには起きていたのですが、ボケッとしていたので睡眠中と判断しているようです。どこからどこまでが睡眠であるかの自動判別は難しそうですね

睡眠の状態。あ、これは7時過ぎには起きていたのですが、ボケッとしていたので睡眠中と判断しているようです。どこからどこまでが睡眠であるかの自動判別は難しそうですね

睡眠中の心拍変動。飲み過ぎて寝ると心拍高めなのが分かります

睡眠中の心拍変動。飲み過ぎて寝ると心拍高めなのが分かります

継続することが楽しいウェアラブル

もともとWithings社のデバイスでは「Wi-Fi体組成計」を2011年から愛用してきました。かれこれ6年半以上の体重、体脂肪率がクラウドに蓄積されています(あまり反省が伴わないのですが)。この体重のモニタリングをするための「Withingsアプリ」にて、さらにSteel HRを加えることで活動量や心拍変動、さらに睡眠の状態なども自動記録されるようになります。一時的な利用だけではデータの変動が見られないので面白みを感じないでしょうが、これが何年も蓄積されてくると、振り返りが楽しくなりますよ。

まずは、本当に充電した電池が25日近く持つのかどうかを試してみたいと思います。さらに、AppleWatchほどではないものの、Withingsのスマートウォッチもサードパーティからベルト等のアクセサリが発売されています。さっそくいくつか気になった交換バンドを注文してみました。そうしたレポートもまたお届けしたいと思います。

こちらは6年半も愛用しているWithings Wi-Fi体組成計(Withwings社のホームページより)

こちらは6年半も愛用しているWithings Wi-Fi体組成計(Withwings社のホームページより)

6年半ほどの体重変動。途中、Wi-Fiにつながっていなかった時期は大きく飛んでいます。昨年前半、だいぶ頑張って体重を落としたのですが、まだまだですね。長期のデータが蓄積されていると振り返りが楽しいです

6年半ほどの体重変動。途中、Wi-Fiにつながっていなかった時期は大きく飛んでいます。昨年前半、だいぶ頑張って体重を落としたのですが、まだまだですね。長期のデータが蓄積されていると振り返りが楽しいです

The following two tabs change content below.
木暮祐一
1980年代後半より日本の携帯電話業界動向をウォッチし、携帯電話関連媒体の立ち上げや執筆などに携わる。2000年にはアスキーで携帯電話情報ニュースサイトを立ち上げ編集長を務めた。ケイ・ラボラトリー(現、KLab)を経て2009年に大学教員に転身。2013年より青森公立大学経営経済学部准教授。黎明期からの携帯電話端末コレクションも保有し、その数は1000台以上。株式会社ウェブレッジ社外アドバイザー

関連記事

20170531-1

渋谷区でビーコンを使った見守りIoTの実証実験|木暮祐一のぶらり携帯散歩道  

当初、ビーコンの活用が世の中に登場した時は、たとえば店内各所にビーコン(電波受発信器)を設置し、店内

記事を読む

22_02

東京オリンピック時の参考にしたい、シンガポールの無料WiFiサービス | 山根康宏のワールドモバイルレポート

2020年オリンピックの開催地が東京に決まり、これから外国人受け入れのための様々な取り組みが本格的に

記事を読む

海外ではメジャーになりつつあるマルチSIMカードサービス。複数端末を1回線で利用できる

ウェアラブルやIoT時代に必須のマルチSIM契約サービス|山根康宏のワールドモバイルレポート

今やスマートフォン1台あれば何でもできる時代だが、ルーターやタブレット、スマートウォッチなど複数の端

記事を読む

小米のハイエンドスマートフォン「小米3」

中国スマホのトレンドを見るなら「小米」に注目 | 山根康宏のワールドモバイルレポート

最近日本でも話題となっている中国のスマートフォンメーカー、小米(Xiaomi、シャオミ)。中国大人気

記事を読む

いよいよ起動! ちゃんと動作しているようです。DVDディスク挿入口にCDを挿入すれば、当然のことながらミュージックが流れます。映像DVDを入れれば映像もばっちり。車載オーディオとしてはまあ十分でしょう。

車載専用Android端末を使ってみた|木暮祐一のぶらり携帯散歩道

わが国ではAndroidといえば、スマートフォンやタブレットのOS(基本ソフト)というイメージがすっ

記事を読む

iPhone 5cを超える6色展開のm1。しかも低価格でハイスペック

シャオミを超えた!?中国メイズのスマホがスゴイ|山根康宏のワールドモバイルレポート

2014年の世界のスマートフォン市場の大きな話題と言えば、中国の新興メーカー「シャオミ(Xiaomi

記事を読む

LGのVRヘッドマウントディスプレイはスリムな形状で使いやすい

MWC2016でスマホ新製品より目立ったVR。2016年はVR元年になるか|山根康宏のワールドモバイルレポート

スマートフォン以外にも注力するスマホ各メーカー 大手メーカーの最新スマートフォンが次々に発表された

記事を読む

池端隆司×山根康宏

「盟友」山根さんとディープなモバイル話編~前編~|池端隆司のモバイルジャンクション

こんにちは、池端です。 今回は対談記事。話が多岐に及んだのでまずは前編をお届けします。Postco

記事を読む

最初から腕時計デザインを採用したHuawei Watch

腕時計を目指すスマートウォッチ|山根康宏のワールドモバイルレポート

Apple Watchの登場で一気に注目を浴びる存在となった腕時計型のウェアラブル端末「スマートウォ

記事を読む

付帯サービスは“ブラックカード級”!セレブ御用達のスマホサービスとは?

付帯サービスは“ブラックカード級”!セレブ御用達のスマホサービスとは?|池端隆司のモバイルジャンクション

前回、格安SIMやSIMフリー携帯の話をしました。今回は敢えてその逆を行ってみたいと思います。

記事を読む

  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
  • はてなブックマーク
  • RSS
  • Feedly
PAGE TOP ↑