【IoT企画開発】新たな双方向通信技術「FlashTouch」の企画開発のキッカケや課題

公開日: : IoTコラム, IoT企画・開発

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先日、「【IoT技術】スマホ画面をタッチするだけでデータを送受信!新たな双方向通信技術「FlashTouch」とは? 」という記事にて、スマートフォンと、専用の小型デバイス(以下、FTデバイス)の間で双方向通信を行うユニバーサルでセキュアな認証技術であるFlashTouchのご紹介をしました。
今回も、開発元である株式会社マッシュルームの共同創業者COO山瀬剛人氏に、FlashTouchの企画開発のキッカケや開発時の課題などについて伺って来ました!

FlashTouchに関するその他の記事
【IoT技術】スマホ画面をタッチするだけでデータを送受信!新たな双方向通信技術「FlashTouch」とは?

FlashTouchを企画したキッカケ

どのようなキッカケでFlashTouchが生まれたのか?経緯について伺ってみました。

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山瀬氏「2012年の創業当初は別の事業を行っていました。その際ある問題に直面し、それを解決をするために認証技術が必要となったのですが、既存の認証技術では解決できなかったため、独自に認証技術を開発する必要に迫られFlashTouchを考案いたしました。元々は友人の記念日などにデジタルギフトカードを無料で送ることができるという新しい切り口のソーシャルギフトサービスを行っていたんです。具体的にはそのギフトカードをスマートフォンで受け取り、リアル店舗に行ってギフト券を使用するといったO2Oソリューションです。その際に、ギフトカードはスマートフォンにバーコードとして表示されており、店舗のレジのバーコードリーダーにてバーコードを読み取りお会計金額に反映させるという形だったのですが、レジ側ではバーコードを認識できても、スマートフォン側では静的な情報であるバーコードではレジのリーダーからはフィードバックとなるデータが送られないために読み取られた事実が判別できず、ギフトカードが「使われたかどうかが分からない」つまり消し込みができないという課題がありました。当初は、既存のNFCやbluetoothなどの認証技術を用いて解決しようと考えましたが、それらの技術ではそれぞれに様々な問題があることがわかったのです。例えばNFCであればNFC機能を搭載しているスマートフォンはAndroidの一部の機種のみだったりBluetoothはペアリングする必要がありユーザー体験としてわかりづらいという具合です。従って全てのスマートフォンユーザーにシンプルなユーザー体験で利用できる認証技術が存在しなかったために、独自で開発してしまったという形です。

以上のように、
●従来のクーポン(バーコード)では対応できなかった認証の課題解決のため
●NFCでは利用できるユーザーに制限があるという既存技術の問題点解決のため
主にこの2点がキッカケで、FlashTouch技術を作ろうと思ったそうです!

企画・開発の時に注意したポイントや課題

次に、FlashTouchを企画・開発する際に気を付けたポイントや開発する際の課題を伺いました!

山瀬氏「ユニバーサル性とコスト面の2点を最も注意しました。1点目のユニバーサル性については、スマートフォンの画面さえあればどの端末でも使えるという点です。BluetoothやNFCなどでは端末によって搭載されていないなど端末依存がありましたので、“FlashTouchはどの端末でも使える”事を重要視しました。また、2点目のコスト面に関しては、優れた技術でもコストが高ければ導入の障壁になってしまい普及しないと考えているので、ハードウェア自体を非常にシンプルな作りにしてコストを抑えて提供価格を下げることで、導入のハードルを下げております。」

筆者「FlashTouchを開発する際に最も大変だった課題は何ですか?」

山瀬氏「電子回路などの技術に精通しているハードウェア系のエンジニアを見つけるのに苦労しました。WEB系エンジニアは自分の周りにいましたが、市場を見てもハードウェアの方はなかなか居なかったので大変でしたね。最終的には、大学の研究室の後輩であったり、フルタイムでは厳しいがスキルの高いパートタイムの人を見つけて今はジョインしてもらっています。」

以上のように、FlashTouch企画・開発のポイントや課題については、
●ポイント⇒ユニバーサル性とコスト面に注意して開発
●課題⇒ハードウェア系エンジニアを見つける点
との事でした!

FlashTouchのターゲット市場

最後に、FlashTouchの導入先となるターゲット市場に関して伺ってきました!

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筆者「FlashTouchはどのような企業や組織が導入する技術なのですか?」

山瀬氏「主に4つ考えていて、電子チケット市場、ギフトカード・クーポン市場、O2Oマーケティング市場、モバイル決済市場、の4つです。まだ開発中ですが、それぞれの市場に向けてアプリケーションとモジュールを用意する予定です。クーポンが発行できる基本アプリケーション(ソフトウェア)も一緒につけようと考えています。」

筆者「例えば、どのような利用シーンがありますか?」

山瀬氏「例えば、流通マーケティングについてであれば、クーポンやギフトカードの認証部分、会員証の認証部分、モバイル決済のシーンなどで活用できる技術です。
これらは実際のところ、それぞれの店舗でPOSシステムを大幅に改修することによって実現することは可能なのですが、そのために数千万円〜数億円のコストがかかってしまう。FlashTouchでは、ローコストでトライアル的に導入することが出来るのがポイントです。」

まとめ FlashTouch企画開発のポイント

以上になりますが、いかがでしたか?山瀬氏へのインタビューで伺ったFlashTouch企画開発のポイントに関してまとめました。

●従来のクーポン(バーコード)では対応できなかった認証の課題解決のために開発した
● NFCでは利用できるユーザーに制限があるという既存技術の問題点解決のため
●ハードウェアエンジニアを見つけるのに苦労したが、身近な人やパートタイムの人に手伝ってもらった
●POSカスタマイズによる対応では高コストになってしまうことに対して


FlashTouchに関するその他の記事
【IoT技術】スマホ画面をタッチするだけでデータを送受信!新たな双方向通信技術「FlashTouch」とは?

●株式会社マッシュルーム
http://mashroo.me/

●FlashTouch
http://flashtou.ch/

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y.kawano

y.kawano

総合政策室株式会社ウェブレッジ
株式会社ウェブレッジのマーケティング・広報を担当している他、個人で美容関連サイトの運営もしています。 IoTに関するノウハウ・最新情報などを配信していきます。

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