【IoTマーケティング】「ロボホン」のマーケティング戦略〜大々的なCMではなく、地道なファン作りを〜

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先日、ロボホンの企画開発秘話に関して、ロボホンを企画したきっかけや、開発時に発生した課題と解決方法などをシャープ株式会社の企画リーダーの景井さまにお話を伺いました。

今回は、現在様々なメディアで話題沸騰中のロボホンのマーケティング戦略に関してのインタビューです!どのようにしてロボホンは各メディアに取り上げられるようになったのか?
他のメディアではなかなか得られない情報ですので、是非ご覧ください!

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モバイル型ロボット電話「ロボホン」について

ロボホン-マーケティング戦略-2

他の記事でも紹介しましたが、モバイル型ロボット電話「ロボホン」について簡単にご説明します。
ロボホンとは、ロボット型の携帯電話で、様々なサービスを音声でご提供できるハードウェアプラットフォームです。持ち運べるサイズなので、家にいる時はもちろん、外出中もいつも一緒にいられるので愛着がどんどん湧いてくる製品です。

ちなみに、以前よりシャープさんが提供していた、音声で操作できるロボット掃除機や、スマートフォン開発のノウハウがあったので、それらの知見を活かしてロボホンは開発されたそうです。

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ロボホンのマーケティング戦略は?

ロボホン-マーケティング戦略-3

現在、様々なメディアなどで取材されているロボホンですが、事前にどのようなマーケティング戦略を考えていたのか、聞いてみました!

筆者「ロボホンは、凄い勢いで様々なメディアで取り上げられていますが、マーケティングはどのように戦略を考えていたのですか?」

景井氏「基本的に、テレビCMを打つような大々的な広告宣伝は行っておらず、展示会に出展したり、量販店でデモをしたり、他にもWEBメディアで記事化頂くなど、大々的ではなく、地道にファンを増やしていく戦略で認知拡大を進めていました。例えば、メディアの方々に実機をお貸出していましたが、、それだけではなく、その貸出期間でロボホンを気に入ってもらい、購入して頂いて、その後も継続的に記事にしてもらう等のケースもありました。」

筆者「記事を書くために借りたら、そのままロボホンを好きになって購入に至ったということですね!ロボホンの製品力というか、魅力があるからこそ上手くいく戦略ですね。」

景井氏「それ以外にも、毎月アップデートをしていて、その度にロボホンが喋ったりします。毎月のアップデートを行うことで、継続的な話題作りをしつつ、少しずつ体験も良くしています。また、毎月アップデートすることで、“シャープが熱い想いでロボホンを作っている”ことをお客様に伝えるという意図もありますね。」

筆者「製品のブラッシュアップが、顧客への価値の増大だけではなく、プロモーションにもなるのですね。」

このように、ロボホンのマーケティング戦略としては、
●テレビCM等の大々的な広告宣伝ではなく、
●記者へロボホンを貸し出しして使って頂く
●毎月アップデートを行い、継続的に話題作りを行った
だという事が分かりました!

ロボホンのターゲット顧客は?

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次に、ロボホンのターゲット顧客は誰なのか?聞いてみました!

筆者「ロボホンのターゲット顧客は誰になるのでしょうか?」

景井氏「ロボホンは携帯電話なので、アプリケーションによってターゲットが変わっていくため、基本的にはそこまで絞らずに、幅広いユーザーさんに使っていただくことを想定しております。」

筆者「そうなんですね。ちなみに、男女比や年齢比などはどんな感じですか?」

景井氏「40代〜60代の男女が多いですね。男女比で言うと、女性にも使って頂いており、3割強が女性ユーザーですね。ロボホンは見た目も可愛いので、50代女性あたりに刺さると事前に想定していました。実際に、今回のCEATECでも女性の方が抵抗なく触ってくれて、反応が良いですね。とは言っても、最初はガジェット好きの方やIT関連の方などが購入者のほとんどを占めていましたが。」

筆者「ちなみに、みなさんインターネット経由での購入なのですか?」

景井氏「最初は、WEB経由での購入者が多かったです。ただ、各種メディアでも取り上げて頂き、徐々に認知度も高まってからは、家電量販店での販売数の方が増えましたね。」

このように、
●ロボホンのターゲット顧客は、幅広いユーザー向け(アプリによって利用者が変わるため)
●年代層で分けると、40代〜60代の男女が多い
●性別で分けると、7割弱が男性、3割強が女性
●販売チャネルについて、初期がWEBが多く、現在は家電量販店の比率も高まっている
という事が分かりました!

ロボホンの今後の展望は?

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最後に、今後、ロボホンをどのように拡販していくのか?聞いてみました!

筆者「最後になりますが、ロボホンを今後、どのような戦略で拡販していく予定ですか?」

景井氏「ロボホンは、小さいからこそ出来る事と出来ない事があると思っているので、そこを意識しながら法人向けの展開を考えています。」

筆者「例えば、法人向けの利用シーンとしては、どのような事があるのでしょうか?」

景井氏「企業の受付、高齢者の在宅での見守り、観光での活用、など色々と想定はしておりますが、特に、観光案内所や旅行会社からの引き合いが強いですね。実際に、岡山県倉敷市ではロボホンを観光案内所に導入していただき、観光客に観光地や名所案内などを紹介するサービスを提供しております。」

筆者「ロボホンはそんな活用も出来るのですね!大変興味深いです。」

景井氏「さらに、2017年3月までに英語と中国語に対応予定なのですが、例えばインバウンド観光客にロボホンを首から下げてもらって、英語や中国語でロボホンが日本のオススメの名所を案内する、などの利用シーンも考えられるかもしれません。今回の展示会では、JTBさんのブースでも「旅行にお伴するロボット」というテーマで協力展示させて頂いています。スマートフォンでもいいじゃん!と言われることもあるのですが、スマートフォンだと無機質なプッシュ通知や無機質な翻訳音声しか現在は出せないので、ロボホンが教えてくれると何となく行ってみたくなると思うんですよね。」

ロボホンの今後の展望としては、
●法人向けの展開をメインで考えている
●受付、高齢者施設、観光関連での活用が多い
●特に観光関連は既に観光案内所での取り組みも行っている
と、コンシューマー向け以外にも、法人向けのソリューションとしてのロボホンの活用もあることが分かりました!

まとめ ロボホンのマーケティングのポイント

以上で、今回のインタビュー記事は終了ですが、いかがでしたか?
繰り返しになりますが、景井様へのインタビューを通じて学んだ、「ロボホンのマーケティングのポイント」を下記に記載します。

●テレビCM等の大々的な広告宣伝ではなく、
●継続的な話題作りに力を入れ、地道にファンを獲得していった
●ロボホンのターゲット顧客は、幅広いユーザー向け
●年代層だと40代〜60代の男女が多く、性別で分けると3割強が女性
●販売チャネルについて、初期がWEBが多く、現在は家電量販店の比率が高まっている
●法人向けは受付、高齢者施設、観光関連での活用を想定
●特に観光関連は既に観光案内所での取り組みも行っている

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●モバイル型ロボット電話「ロボホン(RoBoHoN)」
https://robohon.com/

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y.kawano

y.kawano

総合政策室株式会社ウェブレッジ
株式会社ウェブレッジのマーケティング・広報を担当している他、個人で美容関連サイトの運営もしています。 IoTに関するノウハウ・最新情報などを配信していきます。

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